ワカサギとマグロの違い

K部長、呼び出し一番、
K:『何でこの新製品この業界向けにPRしてんの』
自分:『・・・・はァ?』


マジで顔が(°Д°)ハァ?
『いや、だからさ、この製品って一般ユーザー向けじゃないの?そういう風に自分本年度収益予想表書いたんだから、それに従ってもらわないと困るんだよね〜』


・・・・はい、開発前の段階で言ってください。ドアホウが。
つまるところ、この度売り出した製品を開発する前の段階で『業界向け製品になりますよ』と言って開発担当者が開発スタートしたのだが、経営部門のトップ(トップと呼ぶのも腹立たしい)が、『業界向けじゃ販売規模からして全然売上足りね〜よ』ということで勝手に収益予想表の販売対象を業界から一般ユーザーに変えて今まで業績表作っていたのだ。

んで、そのうち『この商品は業界向け』という『非常に自分にとっては都合の悪い事実』を頭の中から抹消してしまって、今現在
『この商品は一般向け』
という綺麗な構図が出来上がってしまっているという・・・・。
すごい、もはや同じホモ・サピエンスの脳とは思えない思考回路。
ワカサギ用の竿を開発して網走湖で釣り糸を垂らしているのに、何でマグロが釣れないんだ!と言っているのと一緒。
無理ですってだから。と言っても理解すらされない状況。
一応PRも自分がしてるわけだが、開発者からは
『何でトップは今だに一般ユーザー向けって言ってるのよ!!』
とキレられ、経営部門からは
『何で一般ユーザー向けじゃないんだ!一般ユーザー向けに汁!』
と怒鳴られる。

だから、そういうことは開発前にキチンと話し合って決めてくださいって。
ついでにクッション(自分)抜きで面と向かって当事者同士で。

うちの会社の開発販売なんてこんなもん。
多分北●鮮よりひどい。