カテキンのお話

最近は少しブームも去ったのか、それでもコンビニなどで目に付きます。
カテキン◎◎◎◎mg配合緑茶。
で、気になったので、茶の研究をしている同僚、Mさんに聞いてみました。
una:「MさんMさん、そんなにカテキンが人気ならさ、流通市場最高量のカテキン含有茶っての作ったら売れるんじゃないの?ペットボトルの底が堆積物で濁っちゃう位の超高濃度のやつ」
M:「君ね・・・そんなん飲んだら死ぬよ」
まずくて飲めないって意味らしい。
ほう、そうなのかい?じゃあ飲んでみようじゃないか。そう言われるとかえって飲んでみたくなるじゃないか。(『月曜までにこの書類出来ないかなあ・・・ま、無理だよね』と言われると『出来ますよ、やってみせましょうとも!』と反論してまんまと相手の思惑に乗せられるタイプだなあ)
で、業務用の粉末カテキンを見せてもらったら
・・・赤銅の粉末?
カテキンといったら緑色と思い込んでたら、茶色じゃないですか。興味ありそうだからということで、試飲会での試作品、比較検討用の超高濃度茶カテキン含有緑茶を飲ませてもらいました。
・・・何か赤茶っぽい色なんだけど。いや、何でもチャレンジしてみなけりゃ何事も新しい発見は出来ないし!
ゴクリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎▲×※〒@■―――――!!!!!
うがあーっ!!!!!!
何じゃコリャあ――――っ!!!超マズぅ――――っ!!!

つまり、市販の高濃度カテキン茶は添加量に付随する効能と味覚、両方のバランスをかなり精密に、しかも地味に検討した汗と涙の結晶っちゅうわけか。微妙なバランスのところで、美味しかったり美味しくなかったりするというのはどんな食品も一緒だけど、これは・・・
巷に出回るカテキン茶、あれ作った人を尊敬します私。
コンビニの棚に並んでる商品、拝んじゃいますよ、本当。
あと、そういうことを日々地道に励んでるMさんもね。

しばらく茶を飲むたびに、感慨深く思いをはせてみることなりそうです・・・