筆じゃなくて豆のほう

いや、やっと借りた。トレジャー・ハンターとリベリオン
ヒノキオは新作1泊2日だったので、せめて3泊4日になるまで待ちにする。
セルラーは全部借りられてたから、次回のお楽しみ。
んで、感想など。


リベリオン

薬によって人間の感情をコントロールすることで社会の統一性を図るようになった未来。
人間性を尊重する反抗勢力を制圧する任務を帯びたクラリックは、ガン・カタという史上最強の格闘技で次々と反逆者たちを抹殺してゆく。
芸術品は人類の平和の敵!モナリザ?焼いちまえ!ベートーベン?騒音だ!!
主人公は偶然薬を打たなくなったことで次第に人間性に目覚め、ガン・カタを武器に反逆者として人々を解放へと導いてゆく。
人間性に目覚めた彼がまず始めに行なったことは、
自分の机の模様替えだった・・・。


って、どんな社会なんだ!
薬で感情をコントロールすることを義務付けられる社会って!
とは言いつつも、決して面白くないわけじゃなくて、いや、十分面白かった。
下手な劇場公開作品より数段面白かった。主人公がつぶらな瞳の小犬に心奪われる姿や、個性に目覚めた主人公が、自分の机が妙に使いにくいことに気づいて遠くのホチキスを手前にずりずりと引き寄せる姿もけっこう面白い。
クリスチャン・スレーターってバットマンの彼か?あれ、それはクリスチャン・ベールか。
しかし、ガン・カタってのも良く考えてあるなあ・・・きちんと見栄を切る姿は男の子好みなツボをばっちり押さえてるし。
正統派パクリマトリックス、略してパクリックス(んな言葉無い)にしては良く出来てる。
パクリというのも違う、インスピレーション?インスパイア?
いえ、ちゃんと賞賛してますってば!!


そしてそして・・・また出てきた!ボロミア!主人公の同僚として初っ端に出てきた!
おお、この人結構いろんな映画に出てるんだなあ。今日借りたDVD2本とも出てるし・・・・
しかし、ボロミアまたしてもあっけなく瞬殺!
なんだかもう殺されることに意味があるみたいな役ばっかりだこの人。
何だかこの人のファンになってきたぞ。ううむ、この際本名を覚えなければ。
ええと、どれどれ・・・ ああ!ショーン・ビーン
そうそう。そういえば良く聞く、この人の名前!ショーン・ペンは・・・
あれ、違うのか。ペンじゃなくてビーンのほう。
筆じゃなくて豆のほうね。よし、覚えた!

トレジャー・ハンターのショーン・ビーンも気になったので、リベリオン見終わった後速攻でトレジャー・ハンター鑑賞。


・トレジャー・ハンター


ショーン悪役側の主人公に格上げ!
おお〜、おめでとうショーン!!
しかし、お宝を狙う動機もイマイチ不明だし、最後は○○○されちゃってあっけなく終了。
あれ・・・というか、トレジャー・ハンター自体あんまし面白くないんじゃ・・・?
あんなあっけないところにお宝があるのがドキドキ感を喪失させるのか、ニコラス・ケイジがハラハラ感を喪失させるのか良く分からんが、映画館で見なくてよかったというのが感想。
ショーン・ビーンがいたから、まあいいや。許す!(えらそうに・・・誰だお前は)


ショーン・ビーンその他代表作として、パトリオット・ゲームサウンドオブサイレンス、
007ゴールデンアイ、アイランド・・・
あれ、全部見てる。
ごめんよ気づかなくて。
しかし、これ全部悪役・・・ううむ。全体的に人間味溢れるというか、欲とか弱さなんかを表現するのがすごく上手な俳優さんなんだな、きっと。

よし、全部DVD借りて見直してみよう。うん。
好きな俳優さんが増えたのは良い事だ。