ディープ・ブルーを甘く見るな!

近所のレンタルショップの会員期限が近づいたので、メンバーズカードの更新に行ってきた。
んで、ついでにと借りてきたのは、今話題のリアルネイチャードキュメンタリーの『ディープ・ブルー』おお〜、結構貸し出し中になってる。やっぱ皆癒されたいのだな、などと思いながら、2本残っていたうちの1本をレンタル。残りの一本は幼稚園児くらいの男の子を連れた母親がレンタル。さてさて、その中身は・・・・


N●Kの『地球大自然』のコメント少ない版。

しかし、よくこんなショット取れたなという画像がてんこもり。海の中ってこんなにたくさん生物がいたんだなあと今更ながら感心してしまう。サメの大群を群れの中といわず外といわず撮影した場面、あれ撮影した人はエライ!!
それに、竜巻のように寄り集まってる魚の群れや、真っ青な海をたった一匹泳ぐ亀とか。宙を回転しながら大群で進むイルカの群れもものすごい。本当、この地球上のどこにあんな光景が広がってるんだろうと疑問に思うくらい壮大な映像が。
しかし、ポワポワしたクラゲや寸胴サラリーマンみたいなペンギン(寒さから身を守るために大勢で身を寄せ合っている姿、あれなんか朝8時の山手線ラッシュの光景そのもの。うぎゅーって)がよちよち歩く姿は癒されるが、突然の捕食ショットはちょっと…変なヒューマニズム挟まずに自然をそのまま映すことが、自然の本当の姿の正しい伝えかたなのは分かるけれど…


『あー、アザラシ(アシカだっけ?)の赤ちゃんだー。かわいー』
…ガブッ(シャチに食べられる音)』
『あー、小鯨、お母さんに一生懸命くっついて泳いでるー。かわいー』
…ガブッ((シャチに食べられる音)』


分かりました。これは癒しの映画ではありません。普段地上では見ることはなく、気づくことも無い海の中の日常光景を伝えようとする映画なのです。淡々と、ありのままを伝える映画なのです。余計な編集は無いのです。


子供と一緒に借りたあのお母さん。軽い気持ちで子供に見せてはいけません。多分ショックで凍りつくから。そして、しばらく水族館には行けなくなる、きっと。
unamoとしては、別にこういうのが嫌だってわけじゃないし、変に感情を模したナレーションが入って「さぶっ」とか思うより全然マシだと思うんだけど。(天才何とか動物園とか、テレ○のナレーションとか、何かダメなんだよなあ。別に番組が嫌いってわけじゃないけど)

ところで、皇帝ペンギンってのはどうなんだろう。
お父さんお母さんってコメントが入るところからして、嫌な予感がする。
以前見に行きたいと書いておきながら、まだ行ってない。
有言実行をこころがけなきゃ有言実行を!!!